現況と将来
社会情勢に応じたニーズに対応する
不動産業界の市場規模は非常に大きく、
不動産業界は国内4位を誇る一大マーケットです。
しかし、 新型コロナウイルスの流行により2020年以降の生活は一変しました。
不動産業界にとって最も期待されていた東京オリンピックが延期され、翌年に無観客で開催されるなど、
それまでの流れに水を差されています。
一方で、在宅時間が増えたことによって住環境への意識が高まり、
不動産への需要も高まっていいます。実際、宅勤務やテレワークが求められる中で、手狭な賃貸物件ではなく、
都心から少し離れたところに戸建てやマンションの購入を検討する人が増えたことで、
新築物件の購入などの市場は盛り上がりを見せています。
不動産(住まい)は人々の生活に無くてはならないものだからこそ、
社会情勢とも密接に関連していると言えます。 少し先の2025年には大阪万博の開催が決定しています。
こうしたオリンピック以外の国際イベントに関連して宿泊施設や商業施設の需要が増えることが見込まれ、
むしろ不動産市場には中長期にわたって市場が拡大する好材料があると考えることもできます。